エルネア王国史〜プレイ日記〜

スマホアプリ『ワールドネバーランド・エルネア王国の日々』のプレイ日記です。ジェイソン国在住。年代明記・ネタバレ配慮ほぼ無し。スマホからの投稿です。

4代目(22) 光星に願う (2.1修正)

4代目

 【王国暦229年④】2017.2.1 修正

今年は白夜の年。

蒼く輝く光星に皆が願いをかける年。

◇◇◇◇◇◇◇ 

バーンさんと出逢ったのは、わたくしが6歳になる年のことでした。運命の出逢いと信じたあの日々は、青春の輝かしい記憶として大切にしまわれています。

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あれから4年。わたくしは9歳になりました。少しは世間も知りました。恋人ですらなかった殿方を待ち続けるなど、きっと愚かなことなのでしょう。

けれども忘れられないのです。あの方の言葉が、あの方の声が表情が。心が通い合ったあの瞬間が、どうしても忘れられないのです。 

「私は必ず......必ず貴女のところに戻ってきます」 

わたくしは待っています。言葉一つを支えにして。いつか会える日を信じて。

 

◇◇◇◇◇◇◇

 

白夜の日のバグウェル戦は、叔母さまの勝利で幕を下ろしました。夜は王宮で祝勝会です。8年ぶりの龍騎士誕生とあって、会場は盛り上がりを見せています。皆に気付かれぬよう、わたくしはそっと席を外しました。

 

向かった先はニヴの丘。「王国で最も綺麗に光星が見える」と言われる場所です。明るいとはいえ夜の3刻。辺りは静寂に包まれて虫の声すら聞こえません。空には光星が煌々と、蒼白い光を放っています。

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白夜の日に、光星に願うと願いが叶うーー。

言い伝えを信じて、一心不乱に祈ります。

どうか、どうかバーンさんに会わせて下さい。再びあの方に。どうかお願い......。

 

丘に跪き、光星に祈るわたくしを、ニヴの岩が優しく見つめていました。

 

◇◇◇◇◇◇◇

 

数日後のことです。お母さまがわたくしを訪ねていらっしゃいました。

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「ねぇエヴァ。今日のお昼にアンセルム国から貿易船が来るの。私の代わりにお買い物を頼まれてくれないかしら」

旅人から、あの方の話が聞けるかも。断る理由はありません。

わたくしはエルネア波止場に向かいました。

 

船が着いたばかりだからでしょう。波止場は大勢の人でごった返しておりました。

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荷が次々と船から降ろされていきます。さすがはアンセルム国というべきか。船体や船員服の見事なこと。服や装飾品を収める荷箱にまで、美しい意匠が凝らされているようです。

 

凄いわ...。もっと近くで見てみたい。

わたくしの前の人波が急に途切れ、はるか彼方に男性の姿が見えました。オレンジ色の長髪を潮風に靡かせて、埠頭に佇む一人の青年。

見覚えのある深い緑の森人の服。たなびいたオレンジ色の髪が、陽の光に透けて金色に煌めいて。

 

あぁ......間違いない。  あの方は!

 

わたくしは、そちらに向けて駆け出しました。思うように動かぬ足に、もどかしさだけが募ります。

あの方はすぐそこ。わたくしの足よ、もっと速く動いて。少しでも早く、あの方のところへ。

近寄るわたくしに気づいたのでしょう。あの方もこちらに向けて走り出します。

 

人を掻き分けて互いに駆け寄る二人。一瞬にも永遠にも思える時が過ぎて、わたくしはあの方の胸に飛び込みました。あの方が無言でわたくしを抱きしめます。強く激しく。逞しい腕で窒息しそうな程抱きしめられます。

 

バーンさん.....  やっと...やっと会えた......。

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 ーー光星は願いを叶えてくれました。 

  

◇◇◇◇◇◇◇ 

【あとがきみたいなもの】

暗くて鬱々しすぎてるんで、2017.2.1に修正入れました。ウダウダ悩むところはザッパリカットしたよ!

メンヘラ度は下がったけど、話のつまらなさは更に上がったよ!(ダメじゃんw)

盛りを過ぎた乙女の不安みたいのを書きたかったんだけど、不安定な心を書こうとすると、いつも単なるメンヘラになってしまう。最近、横溝とか京極とかばっか読んでるせいなんだろうか(^^;;

 

バーンさんとの恋なのに、バーンさん全く喋らないですw  そこがダメだという自覚はあるんで、次は頑張って喋らせてみます。

駄文を最後まで読んで下さって、ありがとうございました😊